患者様
70代 女性
2023年12月治療 治療から約11カ月経過
症状及び治療について
この患者様は赤い枠で示されている箇所(L3/4)に脊柱管狭窄症が認められます。
治療前の経過・治療について
50代から腰に痛みを抱えていた。
2023年左下肢に痛みが出て、近医の整形外科を受診し脊柱管狭窄症を診断。
リハビリを色々したが、改善せず当院受診。
治療後の経過について
各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。
まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。
腰 | 下肢 | しびれ | おしり | |
---|---|---|---|---|
治療前 | 6 | 6 | 4 | 5 |
治療から1週間後 | 2 | 2 | 2 | 2 |
治療から1か月後 | 1 | 1 | 1 | 1 |
治療から3か月後 | 1 | 0 | 0 | 0 |
治療から6か月後 | 1 | 2 | 0 | 0 |
以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。
1週間経過時、足の付け根、腰に痛みはあるが治療前よりは痛くない。
1か月経過時、痛みは断続的にあるが気にはならない。歩く距離は増えてきている。
3か月経過時、起床すると腰が重いが動いていると無くなっていく。
6か月経過時、3か月時と変わらず起床時は痛むがそれ以外は問題無い。
今回の患者様は、脊柱管狭窄症によって症状が出ていたと考えられます。
治療後すぐに効果が出て、半年程度経過しても徐々に痛みがさがりながら痛みの再燃もありませんでした。
運動としては、水泳を行っておりとても良い結果に繋がったと思います。
※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。
※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。
当院の治療法について
今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。
セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)
セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。
更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。
この記事の執筆者:理事長